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  • 執筆者の写真信徳寺

信徳寺盂蘭盆会の報告

8月13日、14日、15日と午前10時より信徳寺盂蘭盆会をお勤めいたしました。

現在、全国的に豪雨に見舞われている状況であり、

また新型コロナウイルス感染症が猛威を奮っています。

そんな状況の中、ご門徒の皆様には毎座参列いただきました。


豪雨も新型コロナウイルスもいわば自然の猛威です。

それに対し、人間は文明というもので対抗したり共存したりしてきました。

おそらくこの豪雨や新型コロナウイルスに対しても

生存していくための最適解を見出していくでしょう。

では、同じく自然の摂理とも言える「死」というものにどう向き合っているのでしょうか。

科学的な知見で対抗できるのでしょうか。

医学は「死」を敗北と見たりします。

大切な方のご遺骨をリン酸カルシウムという物質で見ることもできません。

それはなぜかと言うと、

私たちには「情」があるからです。

これを受けて立ち上がったお方が阿弥陀如来です。

すべてのいのちを仏様と仕上げてくださり、

私たちの大切なお方は

いつでもどこでもこの私を見守ってくださる存在になってくださいました。

お盆という期間限定でなく、いつでもどこでもです。


文明の中には宗教も含まれます。

どうぞお互いにこのご縁に触れながら、

自然と向き合い共存していける道を伺っていきたいものです。




お配りした法話です




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